吸気系

エアクリーナー

 

R34スカイラインでは、フロントバンパーグリル部からの外気導入口からそのままエアクリーナーボックスまでつながっている。
導入口の効果でエンジンルーム内の熱害を受けず低温な外気を導入できるため、社外エアクリーナーを導入する際でも、導入口はそのまま残すことが定番となっている。

 

前期のみ、グリル部から入ってきた雨水対策がされていないため、中期以降のエアクリーナーガイドに交換することが好ましい。

 

 

 

ブローオフバルブ(リサーキュレーションバルブ)

 

ブローオフバルブ(日産では「リサーキュレーションバルブ」と呼んでいる)は、アクセルオフ時にスロットルバルブ手前に溜まってしまう吸入空気をリリースするためのパーツである。

 

アクセルを突然オフにすると加給された空気の行き場がなくなりスロットルから逆流、タービン回転と逆方向の力が発生するため、タービン回転数が落ちてレスポンス悪化、タービンブレードや軸受けの変形・破損などにつながる。
その逆流する空気を途中で抜いてタービンを保護するのが本パーツの役割である。
リリース方法は、タービンとエアクリの間(サクションパイプ)に戻す『リターン式』、文字通りそのまま空気中に開放する『大気開放式』の2種があり、純正品は『リターン式』を採用する。

 

大気開放式は吸気系の途中で空気を抜いてしまうため、エアフロメーターでの測定空気量と実際エンジンに入る空気量に差が生じ、燃料噴射量に異常が発生する。(エンストやプラグカブリ等)
また、吸気にはブローバイガス(未燃焼ガス)が含まれるため、大気開放は排ガスの開放と同義とみなされ、違法改造とされることが多いため注意が必要。

 

 

 

 

インマニ(インテークマニホールド、インテークマニフォールド)

 

インマニ容量はR34GT-Rよりも大きく、純正品としては充分な容量を持つ。低速トルクが劣るとされている6気筒エンジンでありながら低速トルクに優れるRB25の性格の一因にもなっている。
しかし、吸気ラインがなぜかエンジンをまたぐ形で冗長化しており、特にターボ車のチューニングにおいては前置きタイプのインタークーラーを取り付けづらい・経路が長くレスポンスを損ねる、という欠点を持つ。ここはライバルのトヨタ・ツアラーV系と比較して明確に劣る点の一つである。

 

また、インマニ中央部に吸気が垂直に入る形状のため、ハイブーストをかけると、一番近くにある3番4番シリンダーに多くの空気が入ることになり、気筒間で空気量に差が生じる。純正インマニを使用するのであれば、ハイブースト時の燃料噴射量には注意を払う必要がある。

 

また、RB20DEはリーンバーン燃焼を効果的に行うべく、特殊なインマニを採用している。

 

 

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