定番トラブル・持病

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イグニッションコイル故障 (前期・中期・後期)

 

点火プラグに電気を供給しているイグニッションコイルの不調が発生する。
熱が溜まりやすいエンジン後方のコイルで発生することが多い。
内部配線の断線等が主な原因であると言われているが、外見からは判別できず、不調なコイルと正常なコイルを目視で判別することは難しい。

 

簡単な対策としては、「NEO6」と書かれたシルバーの樹脂エンジンカバーの撤去があげられる。(熱溜まり対策)
黒色のプラグカバー撤去も熱害に対しては効果があるものの、プラグホール付近へのゴミの落下など、プラグ交換時にエンジンにダメージを与えかねないリスクもあるため、あまりオススメはできない。

 

故障時に交換品としてよく挙げられるSplitfire社製品(というより、事実上ここくらいしか社外品を製造していない)であるが、ハイブースト等の高負荷状況では純正品よりも故障しやすいという情報もあり、チューニング時にあえて純正に戻すショップもあるとのこと。
ただし、街乗りなど通常利用領域では純正品よりも高性能を謳っており、使用シーンに応じて使い分けたいところ。

 

 

 

ハイマウントストップランプ周辺の錆 (前期・中期)

 

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ハイマウントストップランプ周辺に錆が発生する。(雨水溜まりが主原因、屋外駐車車両に多く発生する)
新車購入者に対しては保証修理が効いたが、中古流通のみの現在は錆除去後の再塗装、有償修理となる。
中古販売業者の保証が効く場合もあるので、まずは購入元に確認を。

 

セダンについては後期型オプションのトランクリップスポイラーが錆対策になるため、前期への流用需要がある。

 

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内装塗料の劣化(表面のベタつき) (前期・中期)

 

本問題は後期では改善されているため、前期(中期)が該当する。

 

内装の中でもプラスチック部品の表面に施された塗料が熱によって軟化し、ベトつくと言うもの。
該当部位は、3連メーター(ターボのみ)、エアコン吹き出し口(センター)、エアコン操作パネル、オーディオパネル、灰皿、シフトレバー周辺カバー、パワーウィンドウスイッチ周辺、である。

 

この問題への対策は、完全に拭き取ってしまった上での再塗装か、後期orR34GT-R用の内装部品への交換が挙げられる。
ちなみに、後期、GTR前期、GTR後期でそれぞれ色や質感が少しずつ異なるため、好みに応じて買い揃えることができる。

 

拭き取りを行う際はラッカー薄め液等を使用すること。
拭き取りは表面のベタベタ樹脂を溶かしながら拭うようなイメージになるため、不要な綿100%のTシャツ等を使用すると良い。(溶かしながら拭くため、拭き取り後の布は樹脂まみれになる)
タオルでも構わないが、タオルだと拭き取り時にケバや糸くずが残りやすく後処理が面倒になるのでオススメしない。
また、工業用エタノールも拭き取り可能ではあるが、ラッカー薄め液の方が拭き取り能力が高い。

 

R33スカイラインにおいても同様の問題が発生していたらしいが、何故か同じようなものが継続採用された模様。

 

 

 

低速時エンジン回転変動 (前期MT車)

 

前期型MT車のみ、低速巡行時のアクセル操作時に回転変動が大きくギクシャクした挙動になることがある。(シャクリと言ったりもする)
ECUで対策されており、2010年頃までは無償交換されていた。(現在の有償無償は未確認)
AT車はトルクコンバーターで回転変動が消えるためか対策ECUは設定されていない。
対策ECUといっても実運用上の差異は非常に小さく、半クラッチ操作でどうとでもなるレベルのため、焦って交換する必要はない。

 

中期がここに含まれるかは未確認。

 

 

 

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